「毒まむ子の 飛び出せ青春」

今日から始まりました「毒まむ子の 飛び出せ青春」、進行役の毒まむ子と申します。
よろしくお願いします。
本日は素敵なゲストをお招きしてお送りしたいと思います。
初代ミスタージャイアンツからその座を譲り受け、人気を博した2代目読売ジャイアンツキャラクター「バットに乗った少年」さんです!





毒まむ子「ようこそいらっしゃいました!」
バットに乗った少年「よろしくお願いします!」
毒「もちろんはじめましてですが、お久しぶりですといった感じもしますが(笑)」
バ「そうですねぇ…すっかりジャビットに持ってかれてしまったので…」
毒「個人的にはジャビットに変わったときショックだったんですよ…自他共に認める『バットに乗った少年』推しでしたからね…って、アレッ!?よく見たら少年ではなくボールだったんですネ!」
バ「はい、それはもうよく言われまして…全然少年じゃねぇじゃねーか!ってね…酔っ払った観客に野次飛ばされたりしましたよ、まあ今となっては良い思い出ですが」
毒「ゲストにお呼びしといてこんなこというのもなんですが、実は私は野球にはあまり精通していなくて…あ、詳しくないって意味ですフフフ…、え、えーと、クロマティ、バースと言った外国人選手が活躍していた、というのはなんとなく覚えてますけど…しまった!バースは阪神でしたか!」
バ「クロマティさんにはもの凄くよくしていただきましたよ、ホームパーティーに呼んでいただいたりとか」
毒「へぇ〜、そういった交流があったのですね、楽しそうです」
バ「あの頃はまだ野球のTV中継の視聴率がとれた時代でして、盛り上がってましたよ」
毒「最近では『メガネ男子』などといって、メガネをかけている男性がもてはやされたりしていますが、そういえばメガネをかけた選手がいたような…」
バ「『青いイナズマ』の松本ですね!彼は足が速くてね〜!」
毒「子供ながらにメガネが落ちたり壊れたりしないのかヒヤヒヤしましたよ、そのかわりインパクトはありましたね、メガネ男子の先駆者といっても過言ではないでしょう」
バ「野球選手のファッションは金のネックレスにセカンドバッグ、ビートたけしさんが着ているようなミッソーニ風セーターと相場が決まっていましたから…」
毒「それを覆したのはイチロー選手あたりでしょうか?」
バ「すみません…僕、最近の選手にはすっかり疎くって…」
毒「これは失礼しました。三代目ジャビットにキャラクターを譲ってからは、俗世間と離れた隠居生活を送っているということですものね」
バ「本当は今日の出演もだいぶ迷ったのですが…毒まむ子さんの熱意に負けました(笑)」
毒「ではすっかり最近の選手とは交流もなく?」
バ「そんなこともないですよ、引き続き可愛がっていただいている選手も何人かいます、KKコンビとか」
毒「はい、そういうわけでございまして、本日のゲストは読売ジャイアンツ第2代マスコット『バットに乗った少年』さんでしたー!バットに乗った少年さん、これに懲りずにぜひまた遊びにいらしてくださいね!」
バ「ああ、また来るさ…(ニヤリ)」
毒「バ、バットに乗った少年さん!?バットに乗った少年さんッ!?」
バ「(バリバリッとボールの仮面と乗っていたバットをめくりながら)アッハッハ!可愛いバットに乗った少年の姿など仮の姿、これが本当の俺の姿だー!見ろ!その二つの目をかっぽじって目に焼き付けろー!!!」
毒「キャーーーーーーーーーーー!!!」



バットとボールだと思っていたものが実は陰茎の上に睾丸が乗っかっているというものだったら…というたとえ話。